いつかどうにかなる

浮気された人です。何年経っても浮気された記憶は忘れられないです。同じような経験がある方、TwitterのDM(@kintaimail)解放してるのでなんでも投げてください。

結局、浮気がきっかけでうつ病になったおはなし。

お久しぶりです。

(といっても、別にビューを狙って書いているわけでもないので誰に向けてのことばなのかはわからないけど)

 

 

今日から、2年間勤めた会社を休職しています。

薄々気付いていたけど、うつ病という診断が出たためです。

2016年9月に新卒入社をしたので、奇しくもほぼぴったり2年間働いたことになります。

 

今思えば、よく頑張ったと思う。

約1年前は、業務内容がもっとひどくて、単純作業ばかり毎日14時間くらいやってた。

その時の記録がこれ。

mainichikintaimail.hatenablog.com

 

 

この時は、結局採用面接の時にもお世話になったそこそこ権力のある上司に、

「もうつらい、業務指示者と馬が合わなさ過ぎる」

「そもそもITなんか得意ではないので辞めたい」

と訴えたら、迅速にプロジェクト異動の手配を進めてくれて、昨日までいたところに置かせてもらえた。

 

 

 

今年の1月から、色んなことを経験させてもらった。

前プロジェクトではやりたいと思っていたことができず、ただただマシンのように働き、

お客さんの顔も見えずにひたすら目の前の作業をこなしてた。

 

 

でも昨日までは、お客さんがどんなシステムを作りたくて、どんな業務で困っていて、

だからどんな機能を作っていかないといけないのか。

その機能を実現するためには、どういうプログラムを書いて、どのくらいの工数がかかるのか。

 

ぜんぶ、初めてのことなのに私を下につけてやらせてくれた。

 

 

ただ、自分の様子がおかしくなり始めたのは7月中旬くらいから。

そう、私の苦手な開発が始まった。

プログラミングをがっつりやる段階になったのだ。

 

 

 

「もともと、苦手なんです」

と散々期待値を下げておいて、取りかかったら、やっぱりできなかった。

 

 

面白半分で、「すごい!!ごんきち(私のあだ名)がコード書いている!」とか、

「見てあげよっか??めっちゃ指摘してあげるw」とか、

けっこうからかわれることがあった。

でも会社の人達とは本当に上下関係なく、楽しく話せる仲だったので、

相手にも悪気はないし、私もボケ役みたいになってたので当たり前のやりとりだった。

 

ただ、今になって振り返ってみるとかなりきつかったのだと思う。

 

 

 

さらには、プログラミング言語というものに対しての基本的な理解がなってないので、

先輩に聞いても全然話についていけないことがあった。

正直、新卒研修の時に頭がついていけなかった時と何も差がないようにすら私には思えている。

一対一で、分からない時はペースを相手が読んでくれるので問題ない。

 

問題は、困っているところに数人の先輩が来てくれるときだ。

この行為自体はとてもありがたいのだが、

当の本人はまったく話についていけず、助けにきてくれた先輩たちだけで

「これはSQLで実装した方がいいんじゃないの?」

「そもそもこのDB構造だと移行うまくいかなくない?」

とか、

私抜きで議論がどんどん進んでしまうのだ。

 

しかたない。

だって、分からないし、自分では何も言えない。

というか、時間をとってよーく考えれば分かるのだけど、

その場で分かる人達のスピードで議論されてしまうと、パニックにもなるし、

置いてきぼりになってしまってさらに頭が回らず、輪に入れない。

 

そして、無力感。

 

 

 

この「自分役に立たない奴」という状況が、7月〜8月ずっと続いて、

自分で自分を追いつめてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ???

 

ここまで読むと、浮気関係なくね???

 

 

 

 

となるのだが、

 

うつ病」という、何らかのストレスが与えられ続けられることにより、

脳みそが炎症したり、セロトニンとかいう物質が足りなくなって憂鬱になったりふとんから出られなくなる、

というわけわからんけど辛い病気になって、

フラッシュバックして泣いてしまう原因はぜんぶ浮気のことなのだ。

 

 

 

 

 

結局は、自己肯定感がいつまでも充足されないことが病気の原因。

 

 

自己肯定感があるなら、浮気されたら「別れる」という選択肢が取れる。

 

もしくは、「浮気されても、私はこの人が好き!」という主張ができる。

人を好きになるとか、人と別れるという決断ができるのは、

ある意味何の根拠もなく「大丈夫」と思えることが必要だと思う。

 

だって、答えなんか友達に聞いてもカウンセラーに聞いても、なにしても出てこない。

 

その「大丈夫」と思えるメンタリティは、自分の存在をちゃんと認めてあげられているからこそのものだ。

 

自己肯定感がなかったり、自分の生活がうまくいっていない時に好きになる人、

っていうのはどうしても結局うまくいかない相手なのだ。(と経験豊富な女友達と激しく同意しあった。)

 

 

別れないといけない、と思ったのは約1ヶ月前。

 

今月(8月)に入ってからも、彼の携帯を見るのをやめられず、

ついに女の子と会う約束をしているのを見つけてしまった。

でも、その女の子と会う、という話をする前に、彼は「(その女の子

との約束の日に)実家帰るから夜は帰らない」と私に告げて来た。

 

ああ、またそうやって外泊すると嘘をついて、ホテルに行くのかと。

携帯を見てから本当に頭が毎日ぼーっとしてすぐ泣くしで酷い状態だった。

彼の浮気の証拠を掴んでから携帯を見たことを言って別れようと思ったので、

しばらく一人で抱え込んでいた。その数日が本当に辛かった。

 

そういえばその辺りから、ストレス球(のどの詰まり)を感じだし、えずくようになった。

 

でも、浮気ではなかった。

携帯を見た数日後、彼から普通に「幼馴染みと今度食事するんだけど、来る?」と伝えられ、

しかも結局私も彼氏の実家に行って彼が食事から帰るのを待っていたくらい、健全なものだった。

 

 

 

でも、携帯を見続けてしまう自分も嫌で、本当につかれてしまった。

さらに、この時期にちょうど、親しい友人の婚約や結婚の報告が多かった。

中でも、海外留学を控えて、海外やNGOに理解のあるハイスペックな相手と婚約した、

という友人の報告が衝撃的だった。

夢に向かって留学を実現させ、同志のような未来の旦那さんと幸せいっぱいの彼女に比べ、

仕事もうまくいかないどころか同棲している彼氏に浮気をされ、未だに自分の存在も承認できずに毎日ストレスを抱えている自分に嫌気がさした。

 

そうすると、どんどん彼氏のことが嫌になった。

 

休日は麻雀かスロット、家ではずっとユーチューブを見ているだけで、

甘いものが大好きで運動はしないから太ってきて、

英語や海外なんて全く興味はなく、

仕事に対して、特に希望はない。ITは好きだけど、ベンチャーとかいわゆる「意識高い」ことには興味はない。(というか馬鹿にする。)

 

 

ちがう、私の描いていた未来はこんなんじゃない、

志を胸に、やりがいのある仕事をして、

家で仕事について語り合える同志のようなパートナーと家事育児を分担して、

互いのやりたいことを尊重して、

時には海外という選択肢も含めて人生を設計していける、

そんな人生を私は歩みたい。

 

 

こんなふうに、浮気を疑ったり、友人の幸せを見ているうちに私の焦りは募った。

 

友人にも相談して背中を押してもらって、

 

別れを切り出してみたものの、

 

結局別れられなかった。

 

 

 

別れるのが本当に怖いのだ。

 

この世の終わりみたいな怖さ。

 

 

 

 

別れを切り出す前、引っ越しの準備すら、勝手に始めていた。

 

シェアハウスの内見もしたし、

 

不動産屋さんに名義変更の手続きの問い合わせもした。

 

もう別れるんだ、こんな浮気男から離れられない自分はおさらばだ、と思っていた。

 

 

 

 

泣きながら、

「あなたの誕生日(8/19)を祝う気持ちになれない」

と訴えたけど、

相手は取り乱すこともなく、

努力すると言って、

自分から仲直りをしてくれ、

 

 

結局、別れられなかった。

 

 

 

同じ部屋にいながら、4日くらいずっと私は泣き続けた。

 

別れた方がいいに決まってる、

でも別れたらどうなっちゃうんだろう、

 

どうしたらいいのだろう

 

 

決められなくて、

 

 

さよならが言えなくて、

 

 

悩むのに疲れちゃったので、結局毎日ふつうに過ごしている。