毎日普通に会社に行って仕事できる人、すごい。
だいぶブログをサボりました。
(書きたいことがたくさんあって、PCに向かってしまうと止められなくなるから、
腰が重くなってしまうのです。)
題名のことなんですが、みんな、すごくないか?
少なくとも、私が所属している会社の周りの同期とか上司は、
しっかり定時(といっても10時w)に来て、振られた仕事を愚痴を言わずにやる。
規則正しく寝て起きて、通勤することはえらい。
健康にもいい(と小耳に挟む)し、パフォーマンスもやっぱり出しやすいのかもしれない。
あと、自分でやりたい訳でもない仕事を、自分で行きたかった訳でもない部署で、
やれって言われたからやるのもすごい。
たしかに、目の前の仕事をしっかりやって、どんなにつまんない内容でも、
工夫できることはいくらでもあるし、それをやってればいつか希望のことができる。
とか、よく新人に向けられる言葉だ。(私は新卒2年目です)
でももろもろ、主に2点、1年間会社員生活をしてみて不思議でしょうがない。
その1:定時出社ってそんなに素晴らしいか
まず、定時に来て皆と同じ時間に同じ場所にいる意味ってあるのか。
うちはITの会社なので、個人の作業が多い。
ちょっと制限もあるけど環境を整えれば家からでもできる。
だから一応雇用契約書には「フレックス制」とか書いてある。
でも、なぜか定時10時は所属しているプロジェクトのルールらしく、
10時を過ぎるなら勤怠メールを出さないといけない。
「今日中にやらないといけない」仕事が急に22時頃来て、
帰りの時間は0時とかになることはよくあるのに。
私も入って半年くらいは、日本人らしく「遅刻しちゃやばい」とか、
「勤怠メール出してばっかだと評価落ちるかも」とか考えていた。
でも最近は会社に対してのモチベーションも下がってきたし、
本当に体調も謎の不調が続いているので、
無理な時は無理だからほぼ毎日自分の体調が良い昼過ぎから出社している。
(割と元気だけどやる気がないからってときもある。)
しかし、週4日午後出社だけども仕事に大きな進捗の遅れがあったことはない。
むしろ同期のタスクを巻き取っているくらい。
(私はデキる方ではないが、仕事をほっぽるチームメンバがいるので
上司からじゃあやって、と言われることがあるので)
これは会社への文句になるし、世間一般的にはよくあることなのか分からないけど、
制度と実体に乖離があるのはまじでイライラするし組織として破綻していると思う。
育休とか福利厚生系は、どこの会社も制度はあるのに取りづらいとかあるのでしょうか。
その2:どんな地味な仕事でも、新人は黙ってやれ?
これは状況によるかもしれないけど、「新人に向ける言葉」とかでよくある気がする。
どんな仕事にも、工夫できることはある。
工夫して、そこから何かを得ろ。
新人の時には、地味な下積みのような仕事がつきものだ。
的な。
私もつい最近までそれを信じていたわけですが、
というか、信じるか信じないかというより、
こういう自己啓発的な言葉って100%正しいものってないんだけども。
自分の考えがベースにあって、よし頑張ろうって時に背中を押してくれるのが、
格言とか自己啓発本であるのだと思う。
私も、会社に入って現場に配属されてから、
地味な議事録取りとかひたすらテスト(IT屋さんでは頻出ワードです。作ったシステムを本番想定で動かしてみて不具合を出しきる、という明らかに地味そうな工程です。)
をやってきたわけですが、
たしかに得たこともある。議事録取ると分からない言葉出てくるから、先輩に質問して、
のちのちその分野の仕事を任されて、「お、仕事と仕事が繋がった。」とかね。
でも、「本当に何も得られなかったな。いかに効率よくマウスを動かせるかっていうゲームだわこれ。」
っていう仕事もありました。本当に。マウスを持つ右手にマメができた。
日本人は「地味な仕事を我慢してやれ」って言葉を思い出す前に、
「この仕事必要?本当にこの方法が効率良い?」って胸に手を当てたらいいと思います。
(自分への戒めも込めて。)
地味な仕事も、その先に何か得られるものがありそうならいいと思う。
かつ、有限でないといけないけど。(○○ヶ月やったら今度は次の仕事がある、とか)
あと、ビジネス的な観点で、限られた時間の中で最も効率的にできる方法だ、
と組織の中で合意が取れているなら。
結論1:逃げることは恥でも汚点でもないと信じて、転職活動を始めたい。
結論2:資本主義ベースの「会社員」っていう枠に自分をはめていることが非常に気持ち悪い。やだなあ。
結論3:毎日会社にちゃんと行けない自分は、ちょっとおかしいかもしれないし、たまに巷で言われる「障害」があるように思える。でも、それは恥じることでも、逆に芸術家みたいでかっこいい訳でもない。受け入れてくれる組織があるといい。
こんな生きづらい人、たくさんいるんじゃなかろうか。
「うつ病」やLGBT、パラスポーツをきっかけとした障がい者など、
色んな種類の人間がいることの認知度がどんどん高まっているのはとても嬉しい。
そんな多様で、なるべくみんなが笑える社会になるための仕事をしたいのだけど。
でも自分がスーパーマンなわけでもないし、都合よくいかないよなあ〜。
と悶々とする日々。
おまけ
今日久々に1人映画しました。
前友達が作っていた自主制作映画とテイストが似ていて、
青さと何か恥ずかしさを感じてしまったけど(その友達の映画に出て制作現場を知っているので)、
頭の中のイメージをこれだけ高度な映像表現に昇華できるなんて、羨ましいなあと、
劇中で使われていた曲を聞いてほうっとしている。
(ちょっとエログロも入っているのでご注意。)